ヨコノリ

不動産業界の歩き方

ワコーレ西新井2

GWも折り返し地点が過ぎた金曜日、今日も仕事をしているわけですが今日はカタバンの予定です。

 

カタバンとは片方の判子の略語で、うちの会社や同業他社の一部は使用しているワードですがどの程度の普及率があるのかは不明です。

物件はワコーレ西新井2というマンション。


家賃は51000円、管理費10290円、積立金7900円、築年は昭和63年、専有面積22平米、
伊勢崎線西新井駅」から徒歩8分のマンションです。

 

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ワコーレ西新井2、外観

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ワコーレ西新井2 間取り


 

これを2か月くらい前に売却の依頼を受けさせて頂き、当初650万円から販売活動をはじめ、

レインズ、

www.rakumachi.jp

 

健美家

 

realestate.yahoo.co.jp

などに広告掲載をしていましたが、一般投資家からはこれといった反響は特になく


最終的にレインズを見た買取業者が仲介手数料込み600万円でどうですか?と、いうことからの成約となりました。

 

購入した買取業者はこれを恐らくアプラスローンを使って、その会社が開拓した一般投資家に転売をしていくわけですが
いったいいくらで販売するかは私もわかりません。恐らく750万円か800万円くらいかなとはおもいますが。

 

家賃の51000×12か月=61万2000円に対しての表面利回りは10%以上にはなるものの、
管理費・積立金を差し引いた後の年間家賃は39万円程度、そこから固定資産税も支払うわけですので
ネット利回り6%ちょっと、
かなり高く売れたな、というのが率直な感想です。

 

カタバンに話を戻すと、売買契約書を作成して売主、買主双方が立ち会う形で契約設定をすると
なかなか時間がかかるので、仲介業者が売主と買主のところにそれぞれ出向いて、それぞれの
判子を頂戴してくることをカタバンといいます。

 

基本的には売主の判子を貰ったあとに買主に判子を貰う流れが多く、
今日は売主の判子を貰いに行ってくる予定です。

 

買主は10連休に入っているようですので、休み明けに判子を貰う予定でして両者の判子が揃って契約締結完了!となるわけです。