様々な不動産投資の種類と投資家
ワンルームマンション投資はどのくらい利益がでるのか
ワンルームマンション投資で億万長者になれるのかというと、それは非常に難しいです。特に自己資金をほとんど用意せずにフルローンに近い状態でいくつか購入したところで、億万長者どころかいわゆる【不動産投資で金持ち父さん】になることは不可能といえるでしょう。
不動産投資で金持ちになってサラリーマンをリタイア!というセミナーが一時流行りましたが、それらは基本的に一棟物件の大きなグロス(価格帯)のものをフルローンやオーバーローン(諸費用込みのローン)で購入して、尚その不動産からのキャッシュフローと融資返済のギャップ(イールドギャップといいます。)が大きくプラスになるようにして、且つそのような物件を可能な限り増やしていく手法なわけです。
そもそもワンルームマンション投資の場合はそもそも一部屋だけですので家賃がよくても9万円程度、そこからローン返済が8万円程度となるわけでさらに管理費等の支出もありますから、キャッシュフローがプラスになること自体が非常にまれなわけです。築年が25年超の古い物件で利回りが9%程度回っているものを上手に購入することができればプラスのキャッシュフローもつくれますが、新築や築浅ワンルームマンションではそのようなことは不可能です。
では築の古い利回りが高いものだけを買えばいいのかというと必ずしもそうでもなく、利回りが高いということはそのリスクも高いということに
なるわけです。わかりにくいかもしれませんがハイリスクハイリターンという言葉があるようにワンルームマンション投資の世界もその定義はその通りであります。
例えば地方都市の築30年程度のワンルームマンションでは利回りが12%以上のものもあったりもしますが、では新築と比べて倍以上の利益を見込めるのかというとそうでもありません。やはりそこには空室リスクが大きいという理由が存在しているからです。
地方でなく首都圏であっても築が古いものであれば8~10%程度の利回りのワンルームマンションは存在しています。
大まかにまとめると、
新築:4%程度
築15年以内:6%程度
築30年以内:8%程度
築30年超:8%超え
ひとつの目安になるとおもいます。
都心新築のワンルームマンションは利回りが低い分、空室リスクも低く安全であることは間違いありません。
どちらが良い悪いという話でもなく、ご自身がどのようなスタンスでワンルームマンション投資をしていくかという指針を認識することが大切です。
ワンルームマンション投資は手間いらず
<ワンルームマンション投資に向いている職業>
コロナショック
学校が休校になり、不要な外出は控えよとなり、株価は激減し
おおきなインパクトを起こしているコロナショック。
多くの業種(特にイベント系や飲食系、旅行系など)がダメージをくらって辛いことと存じます。
幸いにも不動産仲介業に関しては今のところそこまで大きな影響はなく、自分のことだけを考えればダメージはない状態であります。
とはいえ、ガラガラの飲食店などを見ると他人事ながらも心配になり
踏ん張ってほしいなと感じます。
中小企業の経営なんて日銭を回しているのが現状なのは自分自身経験しながらよく理解しているので日銭が入らない状態がいかに恐ろしいことかということもよく分かります。
しかし、今回のコロナ事件は誰のせいでもなく発生したことをすべて受け入れる必要があるのもまた経営者の義務でもあります。
また、皮肉なことに人の動きが少なくなった結果、地球環境には良いこととなったのではないかとの報道も目にします。
前回の世界的な事件といえばリーマンショック。それが2008年9月。
あれから11年ちょっと。
10年ひとサイクルで景気の波がまわるとよく言われますが、
今回もそのタイミングなのでしょうか。
これから先、どうなるかは分かりませんが目のまえの現実をしっかりと受け入れて毎日をしっかりと生きていこうと思います。